2026/03/30 07:31

今の時代、ギター機材関係でグランドループについてどうのこうの言われていることが多くなったなと思います。その一つにジャンクションボックスについて話たいことがあります。

ジャンクションボックスを使うさいに、インとアウトがどちらなのかを気にしている人がいるみたいで、それが明確に決まっているものでないと良い製品ではない、みたいな説が言われているそうです。確かにそうとも言える点やケースはありますが、誰にとっての機材環境でもそうとは言えないです。

その前に1つ説明しておきたいことがあり、今の話は基本的にジャンクションボックス機能のみの製品の場合であり、バッファや何か別の機能が搭載されている製品は明確にインとアウトがわかれているはずです。こちらの場合は電源も使うようになり、インとアウト、どちらにケーブルをさしても使えるということは通常ないです。

話を戻して、シンプルなジャンクションボックスのみの製品は、電源も使わずジャックとジャックがつながっているだけの製品です。なのでインにするほう、アウトにするほうどちらにしても使えるわけです。ですが、グランドループというものに対してこだわると、一般的でない配線にしている製品があります。それだとインとアウトを明確にわける必要が生じます。

誰もがグランドループノイズの問題に直面するかというとそうではありません。ある程度機材の規模の大きい状況になった場合で、機材内容や現場環境によっては普通の配線で作られたものでグランドループが出るかもしれない、というのは確かにあります。

さきほどの説が過剰でよくないと思えるのは、単純にそういう話を聞いたユーザーが、十分その人にとっては問題ない機材でもよくないと思い込み、必要もない規模やスペックの機材でないとダメだと思い込むことです。ジャンクションボックスというものについては、高品質な機材はアリーナクラスの環境でも使えることを想定しているため、配線が一般的でないものもあります。機材環境の規模が小さいライブや家で弾く人の場合、ほぼ普通のもので問題ないです。仮に出たとしたら、つなぎ方を工夫すればだいたい解決できるので、ジャンクションボックスという機材自体を変えなくてはいけないということはあまりないですね。とくにシンプルなインとアウトの2系統だけだとなおさらです。それ自体が粗悪な部品で出来ている場合は話が別ですが。

グランドループノイズを日頃気にしているのは、プロの人です。プレーヤーよりも、PAスタッフ、それよりも製品を作っている人が特に気にするでしょうね。そういった人たちが言葉を発すると、一般ユーザーやギター好きにとっては、なんだかよくわからんがすごくよくないものに聞こえるのだと思います。とくに雑誌や、高価で多くの指示の得ているブランドが発信していると、直さら影響力が大きいのだと思います。

ジャンクションボックスと似たようなところで、パワーサプライもノイズ面で過剰に言われているようなところがあるので、冷静に見て考えてたほうがいいと思いますね。ただ、難しい内容なのでなかなか判断がつかず、発信者の言っていることが過剰でなものであっても、そのまま単純に鵜呑みしてしまうのはしょうがないとことです。

わからないまま、ハイグレードなものを買うよりも、普通によく売れているものを書い、もしそれで自分の環境でノイズが出たとして、気になる、嫌だというのであれば機材をステップアップするのがいいやり方だと思います。